品質の良い牛肉は表面に光沢がある

品質の良い牛肉は表面に光沢がある

牛肉の選び方は一見すると難しそうですが、見た目で得られる視覚的な情報、例えば光沢1つでも分かることはあるのではないでしょうか。
基本的に品質の良い牛肉には光沢があるもので、それも下品な光り方ではなく、上質さを感じさせる魅力的な光り方をするのが特徴です。
脂が多いことによるギラギラとした感じとは異なり、しっとりしていて軽く炙るだけでも今にも溶け出しそうな感じがします。
焼けば香ばしい香りが鼻を突いて食欲をそそる、今にもお腹がなりそうなイメージが容易に想像できるのも、品質の良い牛肉に見られるポイントです。
これは特定の食材に限られませんが、理想的といえる状態の見極めには、知識だけでなく経験が必要になってきます。
調理済みのものばかりを見たり食べても経験値は増えにくいので、必ず焼く前の牛肉を見て見極める能力を磨くことをおすすめします。
ブランド牛と雑種を比べてみるのもありですし、肉屋に出向いて質の良いものの見分け方を教えてもらうのも良いのではないでしょうか。

牛肉の品質を決める基準の一つである締まり具合

牛肉はさまざまな基準によって品質が決められています。
締まり具合も、品質を決める重要な基準の一つです。
牛肉の締まり具合に大きな影響を与えているのは、内部に含まれている水分の量です。
内部に存在する水分の量が多すぎたり少なすぎたりすると、締まり方も最適なものになりません。
適度な水分を内側に含んでいることによって、食べた時においしいと感じられる最適な締まり方になります。
肉自体のやわらかさとも大きく関係していて、最適な状態のものは十分なやわらかさもあります。
肉が締まっていて、なおかつキメが細かいものが、牛肉の中でも最高の品質を持っているものです。
こうした基準は、専門的な知識を持っていない一般の人にはわかりにくいことも多いですが、牛肉のことに詳しいプロならば、外見を見ただけで肉が締まっているかどうかを判断することができます。
機械で判断するのが難しいため、人間の持っている感覚が重視されています。

筆者:竹山勲

筆者プロフィール

埼玉県新座市生まれ。
いくつになっても食卓にステーキが並ぶとテンションが上がります。